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第07回【ほうぼう/おしどり魚図鑑】

「地元が愛す地魚の王様、それがほうぼう」

おしどりの職人の中でも人気上位を占めているのが、このほうぼうです。

一般的にはまだまだマイナーな魚ですが、相模湾や駿河湾など近郊の港で水揚げされるため知る人ぞ知る地魚としてお店でも人気です。

下写真にもありますが、まずはその見た目がインパクト大。

愛嬌のある顔と鮮やかなブルーの斑点が特徴です。

鮮度が良ければお寿司や刺身など生で食べるのが抜群に旨い!

他にもブイヤベースやムニエル、塩焼きなど煮ても焼いても美味しい魚です。

身はもちろんのこと、肝や心臓など捨てるところはありません。

また、ちょっと変わったこの名前は浮き袋でグーグーと鳴くことから付けられた説や海底を歩き回るということで「方々」という諸説があります。

鮮度が重要な魚のため、おしどりでも不定期に入荷中です。

もし見つけたらぜひ一度ご賞味ください。

■名前の由来
1.鳴き声(浮き袋で音を出す)から付けられた説

2.海底を歩くように動くことから「方々」と名付けられた説

■呼び名
キミ、キミヨ、キミウオなど

■英語
Chelidonichthys spinosus


■主な産地
日本では北海道より南でよく獲れる


■生態
海底の砂地


■食べ方
1.刺身
2.ムニエル

3.煮付け
4.塩焼き など

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