「淡白でほのかな甘み、それがヒラメ」
白身の中でも旬を特に感じる魚、それがこのヒラメです。
最近では養殖も盛んで年中お店には並びますが、天然物の旬は10-3月です。
中でも12月・1月・2月の短い期間に水揚げされるものは「寒ヒラメ」と呼ばれています。
真冬の海底で育ち、産卵を迎えるまでしっかりと栄養を蓄えており一年を通して最も美味しい時期になります。
ヒラメを語るならもちろんこの寒ヒラメを食べずしては語れません!
ヒラメの人気の秘密は身ももちろんですが、やっぱり万人に愛されるエンガワです。
コリコリとした食感にジワァと溢れ出す脂の旨味は絶品!
ただ、この時期は旬真っ盛りで市場でも決して安くないのは事実。
そのためなかなか定期的な入荷を見込めません。
おしどりでも不定期ながら入荷しておりますので、お店で見かけたら一度ご賞味ください!
■名前の由来
漢字では「平目」や「鮃」などが使われる。
見た目が薄く平たいためにその名が付いたと言われています。
■呼び名
カレ、オオグチガレ、ソゲ、オオクチ、テックイ、ハス、オオガレイ、メビキ、ホンガレイなど
市場では小ぶりのものを「ソゲ」と呼ぶ
■英語
Olive flounderやBastard halibutなどと表記
■主な産地
太平洋西部。日本では千葉などが有名
■生態
海底の砂地に潜りまぎれている
■栄養
たんぱく質、カリウム など
■食べ方
1.刺身
2.ムニエル
3.煮付け
4.塩焼き など
■美味しいヒラメの見分け方
1.体の裏が真っ白で青痰やスレがないもの
2.身に厚みがあり弾力があるもの