「さんまと言えば、秋の代名詞的存在!」
名前に季節が入っているほどに「秋」に密接した魚といえば、そうさんまです。
魚屋さんでさんまを見ると季節の移り変わりを教えてくれます。
この時期のおかず率もかなり高いではないでしょうか。
焼いたさんまに醤油と大根おろしを乗せるとたまりません!
さて、そんな秋の代名詞がおしどり魚図鑑の第一回目に選ばれたわけですが、意外と知られていないこともあるんです。
まずは旬ですが、夏の終わりがはしりになり9月中旬から10月上旬が脂が乗って美味しい季節です。
遅くは11月中旬くらいまで獲れます。
しかし、旬からはずれると全く獲れません。
それはさんまが回遊魚だからです。
秋は産卵のためにオホーツク海から日本近海へと南下してくるため、この時期に獲れるのです。
また、さんまは繊細なために生きたまま捕まえるのが難しく、そのため養殖がありません。
つまり全て天然物なんです。